«いつかの詩 (うた)»

冷めた足で 土を踏めば
冷たさと痛さで 死ねると思った。

けど
そこにはすでに 君が居て
こっちを向いて
笑ってた。

白い笑顔で僕を見るから
冷えた足が
温かくなってきた。

僕の黒い眼差しを
白く濁して無に返した。

君と出会って掴んだ幸せ。

汚い世界は
もう見えない。