2007 |
06,03 |
«大切な泥の足跡»
わたしは一体、どれだけの時間を無駄に塗りつぶしてきたのだろう。
過去の自分を読んで、気恥ずかしい思いとよく分からない怒りに似た感情も浮かんでくる。
今、こうして在る自分が、過去の自分を得て在るものなのだとしたら、自分はどれだけ泥まみれになって、そして何食わぬ顔で、その泥を掃ってきたのだろう。
その泥が、どれだけ大切なものだったのかも確かめないまま。
一体何をしてきたのだろう。
同時に、随分と衝動的に過ごしてきた日もあった。
後悔ばかりが積もる。
小学校6年間のクラス写真に、わたしの顔は存在しない。あるのは無理やり削られて露になった白い紙。
この記憶と身体と心についてまわる不愉快な感情が、どうしようもなくうるさく語りかけてきた気がした。
自分を見失わせるくらいの泥をかぶらないと、自分が見えてこないことに気付かなかったのかな。
馬鹿だなぁ。
いまさら。いまさら、気付いても、もう遅いことが多すぎる。
日記はやっぱり、ノートに書かなくちゃね(笑)
高校1年生から続いた日記帳も、高校3年の途中で終わってた。
わたしの泥は、どこに流れていったんだろう。
もう手にすることも出来ない泥を、こんなにも欲するなんて、いまさらですよね。
ふぅ。
新しい明日へ羽ばたこうなんて、気軽に言えないや(笑)
誰しも、引きずるものはあるさ。
だからこうして、時々つけてきた足跡を振り返ったりして、過去の自分を罵って、今の自分の頑張りにでもするんだろうか。
失ったものが多すぎて、嗤えてくるや。
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