«絶望»

　

ぐったり横たわる躯は

陽の目を見ることも拒み続け

いつのまにか全てが腐り

それでも生きることにしがみついた

　

«歌»

 

あの日の歌と今日の君とわたし

君が居る現実が欲しくて伸ばした手を

何を思って受け止めてくれたのかな

 

また巡ってくる夏を想うと

不器用なギターの音に耳を澄ますと

 

何故だか溢れてきた涙

君の後ろで泣いていた

理由はなんだか複雑で

感じるだけで言葉に出ない

 

あの日の歌と明日からの君とわたし

隣をあけてくれるその眼差しを

失いたくないと　強く　強く　願っていた

　

«Ｌａ ｌａ ｌａ»

 

強がらないで　怖がらないで

我慢しないで　下を向かないで

 

SHE CAN GET ALL

SHE CAN LOVE ALL

 

愛することを忘れないで

愛されることを拒まないで

　

«Ｃｒａｓｈ»

　

罪を犯した囚人に下る刑が死罪なら

壊すことしか出来ない僕には

死ぬまで続く不変の時間がそうなのだろうな

昨日はもうかえっては来ないのだから

«鬼子»

　

偽り生きる君の真実は薄く

くだらない想いばかり溢れているのだろう

目の前の水溜りを越える術さえ知らない君は

明日を迎えることも知らず

僕の中で生き続けるの